2008年8月31日日曜日

ハリケーン・グスタフがニューオリンズに接近

31日、ロス・パラシオス、キューバ。

大型ハリケーン「グスタフ(Gustav)」が、
5段階で2番目に強い「カテゴリー4」に発達し、
メキシコ湾からアメリカ南部に接近する模様。

キューバをはじめ、湾岸諸国は大きな被害が出ています。


photo:Reuters/アフロ

左に見える大きなハリケーンが29日の
「グスタフ」の様子。

キューバの首都、ハバナから西に100kmほどの
ロス・パラシオスでは、洪水や家屋の損壊などの被害が出てます。






photo:Reuters/アフロ (3)



2005年のカトリーナで壊滅的な被害を受けたニューオリンズでは、
住民に避難命令が出されました。


3年経った今も復興の途上にあるため、
その影響が非常に心配されます。

2008年8月29日金曜日

NYにアートな自転車置き場登場!!

ニューヨーク、アメリカ。

チェルシー地区のギャラリー・ディストリクトの路上に奇妙なオブジェが。。
このエリアはコンテンポラリー・アートをのギャラリーが多くあるだけに、
単なるオブジェと勘違いしてもおかしくないですが、




photo:Newscom/AFLO (2)


なんと、自転車のパーキング!?

熱狂的な自転車ファンのデイビッド・バーン氏(David Byrne)
によるデザインです。


今や、自転車といえば、都市型のエコライフでは常識です。

2030年までに30%の温室効果ガス削減など、
持続可能な都市を目指すニューヨーク市は、自転車にも興味津々。
次々とエコプロジェクトが立ち上げられています。


photo:Newscom/AFLO


利用法は、ワイヤーの鍵をまいて立て掛ける!!
ちょっとしたお洒落です。

世界のトレンドを引っ張る、ニューヨーカーが、
こおのようなプロジェクトにどう反応するかがとても注目されます。



料理用油ラリー

27日、アテネ、ギリシャ。

ロンドン-ギリシャ間を何ともエコなラリーが開催されました。
その名も「Grease to Greece」。


photo:Reuters/アフロ


このレースで使われる車の燃料は、料理用油のみ。




photo:Reuters/アフロ (2)


10日間、料理用油をレストランやお店で貰いながら燃料補給。
そして、 一路ギリシャへ!


photo:Reuters/アフロ

見ている地図はレストランガイドかも!?

エコへの道は世界中で果てしなく続きますね。。




2008年8月28日木曜日

リサイクルボトル寺院

ワット・ラン・クア(Wat Lan Kuat )、シーサケート県、タイ。
ここは、タイ東部、カンボジアの国境近く。
クメール時代の遺跡が、多く残るこの地方にあって、
緑と茶色のモザイク模様の美しさが目を引く、壮麗な寺院です。



















photo:GAMMA/Eyedea Presse/アフロ


ところが、よく目を凝らしてみると、
何とこの寺院、空き瓶でできています。


























photo:GAMMA/Eyedea Presse/アフロ (2)


ビールやウィスキー、ソーダなどの空き瓶で作られた、なんともエコな寺院。
使用された空き瓶の数は数百万を超えるとか。


そればかりでなく、
ここで修行する人は、アルコール依存症の患者ばかり。
毎日、空いた酒瓶を見て修行するという、
なんとも恐ろしい苦行を行っております。













photo:GAMMA/Eyedea Presse/アフロ


今では、多くの人々に慕われる立派な僧になっているそうです。

2008年8月27日水曜日

氷河の後退を食い止める実験

20日、フルカ峠周辺のロンネ氷河、スイス

世界各地で、氷河の後退が観測されています。
ここ、スイスのロンネ氷河(Rhone glacier)も例外ではありません。

下の写真はどちらも、
2004年9月19日(上)と2008年8月20日を較べた定点観測写真です。




















photo:Reuters/アフロ (2)


明らかな、氷河の後退が見て取れます。


そんな中、ドイツ・マインツの
ヨハネス・グーテンベルク大学(Johannes Gutenberg University)の
研究チームが巨大な風よけのスクリーンによって、
氷河の温度の上昇を防ぐ実験を行いました。












photo:Reuters/アフロ


果たして、画期的な実験になるか、
結果が注目されます。

2008年8月26日火曜日

暑すぎて、冷凍庫で乾杯!

21日、ブカレスト、ルーマニア。

36度を超えたこの日、
ビールのキャンペーンは-8度の冷凍トラックの中で行われました。















photo:Reuters/アフロ


笑顔で乾杯する、
キャンペーンスタッフ。。
プロですね。

気持ちはわかりますが、
ここでビールは飲みたくないかも

2008年8月21日木曜日

リサイクル素材のパレード衣装

19日、ジャカルタ、インドネシア。

ジャカルタはグリーンピースなど、環境団体の活動が盛んな場所です。

インドネシアの第63回独立記念日を祝賀するイベントにて、
パレードには、リサイクル素材で作られた衣装を身に纏った女性が登場。



















photo:Reuters/アフロ


ちょっと、悪魔っぽいですが、とてもゴージャスです。

フィリピンでは集中豪雨、
隣国インドシアでは、干ばつが深刻に・・・

20日、マニラ、フィリピン。
フィリピン北部を台風が襲い、死者が出る被害に。

北部やマニラ首都圏の学校では豪雨による臨時休校となった。

マニラの冠水した通りで立往生したトラックを押す住民。















photo:Reuters/アフロ


20日、ラモンガン、インドシア。

一方、隣国のインドネシアの東ジャワでは、
干ばつで生活の源であるはずの、ダムが干上がってしまった。

もう3ヶ月もきれいな水にありつけていない。
水を運ぶバケツを担いで、ひび割れた土地を歩む住民。














photo:Reuters/アフロ

海を挟んだ隣国でここまで極端に天候が違うのですね。

2008年8月20日水曜日

1年ぶりの月食を観測

17日、イスラエル。

地球の影に入りおきる月食が観測されました。
月食は場所によって見ることのできる長さは変わりますが、
欠け具合は変わらないようです。

古来より神秘の対象だった月が、
ますます神秘的な姿に変わっていきます。







































(C)Newscom/アフロ (3)


この日、日本でも1年ぶりの部分月食が観測されてます。

地上の光が少なければ、少ないほどきれいに見れるはずです。

次回の月食は電気を消して、月食を観賞したいものです。

アメリカで熱帯性低気圧Fayが猛威!?

19日、フロリダ、アメリカ。
今年もアメリカでは大雨の被害が出てしまいました。
























(C)Reuters/アフロ (2)


メキシコ湾で発生した熱帯性低気圧Fayは
フロリダ半島を飲み込む形で、北へ進んでいます。

強風と大雨で家屋の一部が壊れるなどの、被害が出てます。














(C)Reuters/アフロ


衛星写真で見るとその規模が伺えます。



大雨で仏像も浸水被害

16日、ラオス。

ラオスなどを中心に雨が続き、
タイやラオスの国境を流れる、メコン河が氾濫してます。

首都ビエンチャンを始め各地で家屋への浸水や道路が水没する被害が発生してます。




























(c)Reuters/アフロ (2)


ラオスの仏像公園として、人気のある観光地「ワット・シェンクアン」では、
仏像も被害を受けてます。














(c)Reuters/アフロ

メコン河を背にした最高のロケーションが仇となってしまいました・・・

2008年8月19日火曜日

注目のバイオ燃料、ジェトロファ

14日、ナイロビ、ケニア。
原油を始めとする、化石燃料の枯渇、価格高騰の中で、
植物を由来とするバイオ燃料に注目が集まってます。

様々ある、バイオ燃料の中でも、
価格が安いとされるジェトロファの栽培が進んでます。

























photo:Newscom/アフロ (2)


穀物を原料とするバイオ燃料は、その価格の高騰が懸念されますが、
ジェトロファは食用ではないので、その心配がありません。


































photo:Newscom/アフロ (2)


このやわらかい光は、 環境だけでなく、
人の心にもやさしく思えます。





期待の洋上風力発電プロジェクト、
準備が着々と進行中

14日、ベルファスト、イギリス。

今秋に完成予定の、イギリス、スコットランド地方のSolway Firth の洋上風力発電プロジェクトが着々と進行中です。

ベルファストのthe Harland & Wolff 造船所では、設置予定の60個のタービンの部品が組み立てられてます。

















photo:Getty Image/アフロ(3)

さすがにデカイ!

このプロジェクトは180MW(メガワット)の電力を生み出し、およそ12万世帯に電力が供給される予定です。陸上より風の強い海上では、効率のよい風力発電が行われ、 ヨーロッパを中心に今後、洋上風力発電が増えていく予定です。

近い将来、海の風景が一変するかも!?

2008年8月14日木曜日

海で見た気候変動の影響

温暖化などの気候変動がもたらす影響が日に日に大きくなってます。
海はその変化が特に見られる場所です。

近年大きく取り上げられる、氷河減少・融解。

アルゼンチンのぺリト・モレノ氷河では、今夏、大きな穴が開き、
そして崩れ落ちました。





























(C)Reuters/アフロ (2)



海面上昇は、街や島の水没だけでなく、ビーチの影響を及ぼします。
世界有数の観光都市、ベニスは街自体が水没の危険性を有してます。















(C)Getty Images/アフロ

ゴンドラでの遊覧も一苦労・・・












(C)Reuters/アフロ


フィジーやニューカレドニアなどの南太平洋諸国はビーチが減少し、
観光資源が減少してます。













(C)高野弘/アフロ


影響は生態系にも及んでます。
マレーシア、ボルネオ島では、
ウミガメは産卵場所のビーチの減少で、絶滅の危機に瀕してます。













(C)高野弘/アフロ


海に酸素をもたらすさんご礁が海水温の上昇により、枯れ始めてます。













(C)高野弘/アフロ


気候変動の影響は予断を許さない状況です。

2008年8月13日水曜日

ストリートが巨大な自由空間に!

8日、ニューヨーク、アメリカ。
ニューヨーク市はブルックリンブリッジからパークアヴェニューを通り、

セントラルパークにいたる10km以上のストリートを歩行者やサイクリストに開放しました。














(C)Getty Images/アフロ



いつもは自動車がひしめきあるストリートを
誰もが自由気ままに、そして様々な思いを込めて、行き交いました。













(C)Getty Images/アフロ



開放された午前7時から午後1時までは、
おしゃべりする人、ダンスをする人、フラフープを楽しむ人など、
あたかも公園のような、パブリックスペースと生まれ変わりました。













(C)Getty Images/アフロ

環境に配慮した空間の利用はこうした積み重ねが大切かもしれません。

動物たちにもお中元!?

12日、東京。
連日、30度を越える中、上野動物園では動物たちに氷菓子のプレゼント。

このプレゼントに、動物たちは大喜び。
氷菓子に我も我もと集まります。















(C)Getty Images/アフロ



猿には果物入りで、













(C)Getty Images/アフロ


白くまには、魚入りです












(C)Getty Images/アフロ


いつも暑い屋外にいる動物にとっては、願ってもないお中元!?