ワシントンDC、アメリカ合衆国
Photo:Getty Images/アフロ
アメリカ合衆国ではグリーン・ニューディールなど、
オバマ大統領のエネルギー・環境政策に世界的な注目が集まっています。
その政策のお膝元のエネルギー省の庁舎屋上には、891枚ものソーラーパネルが設置されてます。
このソーラー発電システムによって、200MWhが確保されます。
ピーク時にも使用電力の8%を賄うことができるようです。
政策理念だけでなく、実質的な取り組みを行うことで、政府が主導的な役割を示すことが期待されます。
同様な、国家レベルの自然エネルギーの取り組みは他にもありました。
--------------------ヴァチカン市国。
Photo:Eyedea/アフロ (2)
ヨーロッパのヴァチカン市国のパウロ6世ホール。(パウロ6世ホールではローマ法王の一般謁見やコンサートが行われてます。)
こちらの屋上には2400枚ものソーラーパネルが設置されてます。このソーラー発電システムでは、年間300MWが確保されます。この発電量はパウロ6世ホールの様々なイベントで使われる電力が十分賄えてしまうようです。
温暖化ガス削減において、産業部門以外での取り組みも重要なテーマとなっている中、このような取り組みは、民生部門などなかなか進まない状況を打開するために、先導的な役割を果たすための期待感が高まります。