2009年2月15日日曜日

ゴミ廃棄場の危機 - メキシコシティ

メキシコシティ、メキシコ。

メキシコシティは人口およそ2千万人を抱える、
世界有数規模の大都市です。

歴史地区は世界遺産に認定されるなど、
歴史情緒豊かな街並みもあります。


世界遺産:メキシコ・シティ歴史地区とソチミルコ
photo:アフロ

その規模に加え、海抜2千メートル以上に位置するにもかかわらず、
地形が盆地であるため、排気ガスが滞留しやすいなど、
常に公害が社会問題として顕在化している都市としても有名です。


大気汚染が深刻なメキシコシティの街並み
photo:アフロ

そのメキシコシティが今頭を抱えているのが、ゴミ問題です。

中南米でも有数の経済規模を誇る都市だけに、
ゴミの量の桁違いです。
そのゴミの行き場所がなくなりつつあります。


photo:Reuters/アフロ (3)

世界最大規模のネツァワルコヨトルゴミ廃棄場(Nezahualcoyotl dump site)は
年間でスポーツスタジアム4つ分投棄され、
今やはちきれんばかりのゴミにあふれてます。
その大きさはアメリカ、NYのマンハッタンの1/5にも及んでいるとか。

まずは分別が必要そうです

2009年2月13日金曜日

山火事から救出されたコアラ「サム」と「ボブ」

オーストラリア南東部ビクトリア州の山火事で、
奇跡的に救出されたコアラが注目を集めてます。

 

 

救出されたサムと消防士のボブ・ツリーさん
photo:Reuters/アフロ (4)

救出されたメスのコアラは「サム」と名づけられました。
彼女は8日にメルボルンの南東約150キロにあるMirboo Northで
ボランティアの消防士、デイブ・ツリーさんに救出されました。

救出された、サムは水を与えられると、最初は戸惑っていたようですが、
ごくごくと飲み干したそうです。

その後、避難所へ移されたサムは、
先に保護されていたオスのコアラ「ボブ」同じ檻へ。


photo:Reuters/アフロ

サムはボブの腕で抱きかかえら、寄り添うように過ごしているようです。

この出来事が被災者に希望の光となっているようです。
-----


しかし、現実にはこういった救出劇はあくまで一部にしか過ぎません。
百万以上の動物の命が、業火に巻かれて失われていったことは、
忘れられないことです。




photo:Gettyimages/アフロ (2)

そして、その業火が広がった原因は、
乾燥している中、気温が45度を超える猛暑にもありました。
それだけでなく、
警察は火災が起きた直接の原因には、
放火の疑いがあるとみて捜査を進めているようです。

万が一、放火であれば、
多くの人の命を奪い、大きな被害が出ているだけに、
テロとも呼べてしまう大事件に発展し、
大きな波紋を呼びそうです。

木の上で滑走路拡張で森林伐採に抗議---独

11日、ドイツ、フランクフルト。
 
photo:Reuters/アフロ (2)

空港の滑走路拡張工事に伴う、森林伐採に反対する環境活動家が、
木の上にツリーハウスでキャンプを張り、活動を展開。

このあと、環境活動家達はドイツ特殊部隊に逮捕されてしまいました。

「伐採するなら木の上で生活するほうがまし!!」との意味のバナーを掲げる、
フランス人活動家セシル・ルコント(Cecile Lecomte)さん 。
 
photo:Reuters/アフロ (2)

彼女もこのあと、逮捕されてしまいました。
穏やかな顔つきです。
海外では環境活動家が積極的に抗議活動を行い、
逮捕されるケースが多くあります。

彼らはその後どうなるのか、とても気になります・・・

オーストラリア山火事被害広がる

このたびのオーストラリア南東部ビクトリア州で山火事で、
現在、死者が300人に達するとの見方が強まってきたようです。
焼失面積はロンドンの2倍にも及び、
被害を受けたメルボルン北方の20の町を含む地域では750棟以上が焼失したようです。




photo:Gettyimages/アフロ(2)


野も山も焼き尽くされ、明らかに生活に被害が拡大している様子が伺えます。


そのような状況下で、各地からの救援物資が続々と集まってきてます。




photo:Gettyimages/アフロ(上)、ロイター/アフロ(中、下)

また、オーストラリア連邦政府も赤十字社が連携して
「ビクトリア州山火事救済基金」を設立。
被害を受けた地域への援助を呼びかけをしております。

オーストラリア赤十字社のHP:http://www.redcross.org.au/default.asp
ビクトリア州山火事救済基金(オーストラリア赤十字社サイト内):http://www.redcross.org.au/vic/services_emergencyservices_victorian-bushfires-appeal-2009.htm

2009年2月12日木曜日

オーストラリア南東部で大規模な山火事

先日より記録的な猛暑に見舞われている、
オーストラリア南東部で大規模な山火事が発生しました。




photo:Reuters/アフロ (2)

被害は延焼面積が30万ヘクタール以上となり、
死者200人を超え、未だに延焼している地域があるようです。

また、カンガルーやコアラを始めとする動物にも被害が及び、
100万以上の命が失われたとのことです。

これに対し、ラッド首相は即座に6億円以上の出資を決め、
復旧支援を開始することを発表しました。

photo:Reuters/アフロ (2)

先日までは、暑さのためにビーチをにぎわす人々の様子が
伝えられていたのから一転して、
深刻な山火事による被害のニュースの報道となってしまいました。

この殺人的な酷暑がまさしく、甚大な被害をもたらし、
人や動物の生活や命を奪っていきました。


photo:Reuters/アフロ (2)

photo:Gettyimages/アフロ

オーストラリアでは、
一時オーストラリアドルが好調にあったときにも、
2006年、2007年の大干ばつによる水不足、農業被害に代表されるように、
環境被害による経済の減速が懸念されるなど、
環境問題は非常に深刻な問題でした。

その背景には1970年代より指摘され始めた、
南極大陸を中心として広がりを見せていた、
オゾンホール影響がが色濃く反映されておりました。

オゾンホールは紫外線が直に降り注ぐために起こる健康被害のほか、
やはり気候変動への影響も指摘されております。

日本では二酸化炭素などによる温暖化ガスなどの話題に押されて、
徐々に聞かれなくなっております。

しかし、オゾンホールは年々拡大しているとの指摘もあり、
21世紀に入って過去最大のオゾンホールが確認されるなど、
やはり忘れることのできない問題であることには変わりありません。

今回の山火事とオゾンホールとの関係は明確ではありませんが、
気候変動は徐々に我々の生活を脅かすだけでなく、
突如とした大規模な被害をもたらす一端を担っているのかもしれないと感じさせられます。

2009年2月10日火曜日

中国の干ばつで農業被害

今年に入り中国では、干ばつが深刻化しております。



photo:Newscom/アフロ



photo:Reuters/アフロ



中国は、食料自給率が少なくても90%はあるといわれてます。
最近の急速な経済発展を背景に、
人口が都市に流入し、また、地方都市にも工場が建設され、
農業は縮小しているといわれておりますが、
先進諸国に比べるとまだまだ高い水準を保っております。


農業と生活が密接にかかわる中国にあって、
干ばつの被害はとても深刻化しそうです。

2009年2月6日金曜日

消滅の危機からの生還。マケドニア、ドイラン湖

マケドニア、ドイラン湖。



photo:Reuters/アフロ

マケドニアとギリシャの国境沿いに横たわるドイラン湖。
この美しい湖、実は2001年の干ばつの被害や
湖水を生活用水として過剰に使ったことなどで、
深刻な水不足に悩まされ、一時は水面が10m以上も下がってしまいました。
また、国境に面するため、利権争いの問題もありました。

一時は消滅の危機をささやかれることもありました。

当時、ドイツの援助などを受けて、
近くの川から水を引き入れるなどの事業を行い、
様々な問題を乗り越え、
再び美しい姿を取り戻そうとしています。

朝霧の中を飛ぶ水鳥の姿。守るべきものがここにはあります。
photo:Reuters/アフロ

この湖は、古くから囲い込み漁が行われたり、
多様な動植物が繁殖する、
自然の豊かな場所です。


凍った湖面で作業する人々。
与えられた状況でいかに生きてこそ、共生ができると感じさせられます。
photo:Reuters/アフロ

美しい自然はやはり取り戻すことも可能なのです。