2008年11月13日木曜日

2007年度の温室効果ガス排出量は過去最高

12日、環境省より
「2007年度(平成19年度)の温室効果ガス排出量(速報値)について」
とした報告が出されました。

これによると、
2007年度の温室効果ガスの総排出量は、13億7,100万トンで、
2006年より2.3%増加しているとのこと。

また、京都議定書の削減義務は、
温室効果ガスの排出総量が1990年(一部の温室効果ガスは1995年)に対し6%減ですが、
逆に8.7%増となり、総排出量は過去最高となってしまいました。


photo:Reuters/アフロ (2)

原因としては
原子力発電の利用率の低下と渇水による水力発電の発電量の減少による、
火力発電の発電量が増加したためとされてます。

今年から京都議定書の
温室効果ガスの6%削減の約束期間の始まりましたが、
我々の生活は大きく変わってません。

業務・民生部門の削減が進まない日本にあって、
排出量取引など以上に有効な打開策が必要となりそうです。